遺言の種類

a0002_003791.jpg『遺言』というと、

秘密裏に便箋にしたため、そっと引き出しの中に隠しておく・・・

そんなイメージはありませんか?

他にも遺言書の遺し方があります。

ここでは法的効力のある3種類の遺言書の特性をご案内します。

それぞれの特性を把握して、

ご自分に合った遺言書の遺し方をお考えください。

自筆遺言証書

illust3541thumb.gif最も手軽な遺言書で、おそらく多くの方が想像する遺言の形態です。

次の必須事項が揃っていないと無効となるので注意が必要です。

全文遺言者の自筆
・日付と氏名の自署
・押印してあること(実印でなくても可)


a_blt001.gif相続の開始(遺言者が死亡)したら・・・

家庭裁判所に出向き検認を受ける必要があります。

検認とは、相続人に遺言書の存在を知らせ、その内容を明確にして遺言書の偽造を防止するための手続です。遺言の有効・無効を判断する手続ではありません。

<参考>検認手続の申立時に必要な書類

 ・申立書

 ・申立人・相続人全員の戸籍謄本各1通

 ・遺言者の出生時〜死亡時までのすべての戸籍(除籍,改製原戸籍)謄本各1通

 ・(遺言書が開封されている場合)遺言書の写し 

基本的に封印がしてある遺言書は家庭裁判所で相続人(又はその代理人)の立会いがなければ開封できません。

 

 メリット

 デメリット

・費用がかからず手軽
・容易に新しく書き直すことができる
・内容を知られずに一人で書ける

紛失偽造発見されない可能性がある

・気軽に何度も書けるため、

 内容の違うものを各相続人が持っていた場合、

 逆に争いの元となる

必要事項等書き方を間違えると無効になる

・相続開始後、家庭裁判所の関与が必要

illust1168_thumb.gif遺言者にとっては手軽ですが、相続人にとっては多少混乱を生じることのある遺言方法といえます。

⇒自筆遺言証書の書き方はこちら

公正証書遺言

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公証人と2人以上の証人の前で遺言内容を口述して公証人が作成するため、

不備の無い確実な遺言を残せます。最も安全・確実な遺言書の形式です。

 

 メリット

 デメリット

法律的にも確実な遺言が残せる。

・原本が公証役場に保管されているため

 紛失・偽造の可能性がない

・相続開始時家庭裁判所の関与が要らない

・公証人と証人2人には内容を伝えるため、完全な秘密にできない
(司法書士等を証人にたてれば秘密を保持でき安心です)

公証人等への費用が必要

・公証役場に数回出向く必要

(但し病気などで公証役場に出向けない場合、別途費用で公証人の出張作成が可能)

illust1168_thumb.gif煩雑ですが確実な遺言が遺せて、相続人にとっても手間や混乱の少ない遺言方法です。

公正証書遺言の作り方・公証人への費用等はこちら

秘密証書遺言

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作成した遺言書(ワープロ・代筆可)に自署捺印・封と封印をし、
公証役場で公証人と証人2人以上の前で遺言書である旨を申述
します。
相続の開始後(遺言者の死亡後)、家庭裁判所に出向き検認を受ける必要があります。

 メリット

 デメリット

・内容を秘密にできる

・内容を誰もチェックしないため、不備で無効になる可能性がある。
・公証人等への費用が必要
・保管は自己の管理なので、紛失・発見されない可能性がある。

illust1168_thumb.gif手間や費用が必要なわりに確実性に多少欠ける方法ですので、当オフィスではお勧めしておりません。

 

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