自筆証書遺言の書き方

自筆証書遺言は一番費用がかかりませんし、

誰かに相談せずして、すぐ取り組むことができる手軽な方法です。

しかし、必須事項が揃っていないと無効となりますのでご注意ください

以下が必要事項です。 

必要事項@―全文自筆で illust3541thumb.gif

ワープロ打ちで、最後に署名と印鑑があればいいだろう、   

とお思いの方が多くいらっしゃいますが、

自筆証書遺言は全文自筆で書かなければ無効となります。illust3559-1thumb.gif

筆記用具や用紙、縦書・横書等の決まりはありませんが、

鉛筆などの消せる筆記用具は避けたほうが無難です。

数字については、漢数字・アラビア数字の規定はありません。

 

必要事項A―作成年月日の記入と氏名の自署

ご自身の氏名を自署します。

作成年月日を記入します。和暦でも西暦でもかまいませんが、

2010年1月 や 2010年1月吉日 などではなく、 

『2010年1月1日』 のように日付はしっかり書いてください。

 

必要事項B―押印

認印でも法的には有効ですが、偽造防止のためにも実印をお勧めします。

 

 

 

illust2970_thumb.gifワンポイント

 a_blt001.gif記載する人物や対象財産の記載について


誰が見ても他人と読み違えられることのないように、詳細に記載してください。illust2104_thumb.gif

対象人物記載の例)

 法定相続人の場合・・・ 『 妻   山田花江 (昭和30年1月1日生まれ) 』

                『 長男  山田一男 (昭和50年2月2日生まれ) 』  等

 法定相続人以外の場合・・・ 『 鈴木 二郎 (現住所 東京都新宿区若葉一丁目5番地15) 』

                   『 社会福祉法人 やすらぎホーム (所在 東京都新宿区若葉一丁目5番地15) 』  等

 

対象財産記載の例)

  預金  ・・・ 『 四ツ谷銀行 若葉支店 普通預金口座 1234567 』

  土地  ・・・ 『 土 地

            所 在 新宿区 若葉一丁目

            地 番  5番15

                        地 目  宅 地

                        地  積  150.11平方メートル           』 ← 不動産登記簿記載通りに

  家屋  ・・・ 『 建 物

            所 在  新宿区 若葉一丁目5番地15

            家屋番号 5番15

            種 類   居宅

            構 造   木造スレート葺2階建

            床面積  1階 95.12 平方メートル

                   2階 95.12 平方メートル           』 ← 不動産登記簿通りに

 

 a_blt001.gif誤字訂正について


illust3545thumb.gif訂正の方法は厳格に決められており、

方法を間違えた場合、訂正前の事項が有効になってしまうことがあります。

このようなことがないよう、事前に下書きをして、

書き間違いの際には、面倒でももう一度書き直すことをお勧めします。

<ご参考:自筆遺言書誤字訂正の方法>

 □訂正部分を二重線で消す(消した文字が読み取れるように消します)

 □近くに正しい文字を記入

 □消した部分に訂正印を押す

 □欄外に「●行目 ●文字削除 ●文字加入 署名」 と記入

 

a_blt001.gif書き直しについて


遺言書は何度も書き直しが可能で、

最新のものが有効な遺言として扱われます。

特に自筆遺言証書はご自身一人で手軽に書けます。

しかし、いくら手軽とは言え、

何通も書き直し相続人毎に違う内容の遺言を持っていた、ということになると、

いざ相続発生時に相続人同士でトラブルとなってしまいます。

遺言を書き直した時には、古い遺言は確実にご自身で破棄されることをお勧めします。

 

a_blt001.gif封筒について


封筒への封緘(ふうかん)や封印は、自筆証書遺言の必要事項ではありませんが、

遺言書の秘密性や偽造防止の観点からも、封緘・封印することをお勧めします

封緘のメリット 封緘のデメリット

・内容の秘密を保ち安い

   ↓

・(内容を確認して不利だった相続人の)

偽造や破棄等の行為を防げることができる

・相続開始後すぐに内容を確認できない

※自筆証書遺言は開封前に家庭裁判所での検認の手続きが必要です。

 

自筆証書遺言は、発見されなければ遺志が相続人に伝わりませんから、自らの死後発見されやすい場所に保管し、

・『遺言書』

・『開封厳禁:家庭裁判所で検認手続を行った後に開封すること』

と封筒に記載することをお勧めします。 

 

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